2008年までご愛顧いただいた「目指せFI」ウェブサイトは2009年、「FI Planning」として全面リニューアルいたしました。

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FI文庫

税金/年金

Taxes For Dummies
★★★★★ (5ポイント)
著者: Eric Tyson, David J. Silverman
Taxes For Dummies

税金申告のための総合解説書。税金申告を3つの違った角度から解説しています。1)申告書の種類毎に、1つ1つの項目について解説、2)投資や不動産と言ったカテゴリー毎に解説、3)税金だけではなく総合的な考え方を解説。このうち、3)は、ためになるアドバイスがあって、投資や保険、医療費について解説が随所に書かれています。  税金申告の時期に読むのももちろん効果的ですが、大きな出費や投資をするときなど、知識としてもっておくと役に立ちそうな事が書いてあります。特定の年だけでなく、長期に渡って有効になる法律のことも書かれていて、今後の税金プランを立てる上でも役に立つ一冊でしょう。

TurboTax Deluxe
★★★★★ (5ポイント)
著者: Intuit
TurboTax Deluxe

米国で確定申告書を自分で作成するソフトウェア。質問に答えを入力するだけで確定申告書が作成されます。前年の同ソフトウェアのファイルを読み込んで入力の手間を省いたり、翌年の節税のアドバイスをしてくれたりと、機能は豊富です。

いくつかのエディションがあります。Basicでも機能は十分ですが、州の確定申告が付いてきません。Deluxeが州の確定申告も含まれるので一番いいでしょう。私は最近数年はずっとこれで確定申告しています。特別な理由がない限り、Premierにする必要はないと思われます。リタイアメントや投資のアドバイス機能が付いてきますが、やりたいことは確定申告なので、あまり意味はないでしょう。私は一度だけPremierを買ってガッカリしました。

[追記]2006年度版はDeluxeでも州の確定申告が付いているエディションと、付いてないエディションがあるようです。別々に購入すると高くなるので、州も必要な人は「+State」と表示があるエディションを購入してください。

わずか数ドルの違いですが、Subscriptionサービスで自動的に送付されてくるようにするよりも、毎年、自分で探して買った方が最安値で買えるようです。執筆時点ではAmazonが一番、安いようです。

質問に答える形で書類を作成するのですが、質問の意味自体が判りづらい時があります。ヘルプもあまり当てにできないので、項目ごとにIRSのウェブサイトやPuclicationを自分で読んで確認するといいでしょう。

私はWindows版を使っていますが、Amazonのフィードバックを見るとMac上での動作で評判が良くないようです。また、非居住者のための1040NRには記入できません。

日米社会保障協定であなたももらえるアメリカの年金
★★★★☆ (4ポイント)
著者: 生田 ひろみ, 板橋 靖久, 大橋 加代子, 前田 幸作
日米社会保障協定であなたももらえるアメリカの年金

2005年に発効した日米社会保障協定に基づく、年金制度の変更について書かれています。この協定で日米の年金の二重加入が防止されるようになり、また、今までの年金制度では受給資格がなかった人でも、年金がもらえるようになりました。この本では、どういった場合にもらえるのか、いくらもらえるのか、いつからもらえるのかなど、知りたいことが具体的に、分かりやすく書かれています。

日米社会保障協定のあらましについては社会保険庁のウェブサイトにもかなり分かりやすい説明があります。しかし、この本では具体例を使い、わかりやすく説明しているほか、家族年金、離婚した場合の元配偶者、年金計算書の見方など他では書かれていない詳しい情報が載っています。

2007年に改定され第2版となりました。

アメリカの年金手続ガイド
★★★★☆ (4ポイント)
著者: 生田 ひろみ
アメリカの年金手続ガイド

日米社会保障協定であなたももらえるアメリカの年金」に続く、日米社会保障協定で可能になった、アメリカの社会保障をもらう方法の解説書の第2弾。「あなたももらえる」ではカバーされなかった具体的な申請手続きを詳細に解説しています。

この本では日本から協定に基づいて年金受給を申請する際の詳細な手順が書かれています。もし本書を読まないで申請しようとすると、何を書いて良いのか分からなかったり、通知が来てもその意味を誤解してしまうこともあるでしょう。そういった分かりにくい部分でも、安心して記入できるように解説しています。

協定の仕組みそのものも簡単に説明しているので、とにかく申請をしたいという人には本書だけで十分でしょう。協定の仕組みもしっかり理解したい人は「あなたももらえる」と併用すると良いでしょう。

The Real Estate Investors Tax Guide
★★★★☆ (4ポイント)
著者: Vernon Hoven
The Real Estate Investors Tax Guide

家を売るとき、投資物件であっても自分の家であっても税金は気になります。この本では家を売るときの課税ルールから始まり、Like-Kind Exchange(1031 Exchange)、購入したとき/保有しているときの税金、そしてPassive Income Lossと、およそ不動産投資をやっている人が気にするであろう税金の事について書いてあります。

詳細な説明が1つ1つのTax Codeについてあり、具体例を数字で示して分かりやすいものにしてあります。さらに普通の住居だけではなく、FarmやHome-Officeといった自営業の人が気になる話題も取り上げています。

記述は非常に細かいものになっていますので、自分が必要なところを斜め読みし、具体例で感じを掴むという使い方が良いでしょう。1998年に改版され、1997 Tax Actの内容を含んでいます。細かすぎるのが難点で、同様の書籍で他に気に入ったものがあればそれでも良いでしょう。

何回も更新されているようで、最新版は2005年5月のようです。リンクは2003年のものです。

世界にひとつしかない「黄金の人生設計」
★★★☆☆ (3ポイント)
著者: 橘 玲
世界にひとつしかない「黄金の人生設計」

日本の不動産(と住宅ローン)、年金、保険について、業界の内部から告発したとも言うべき内容です。日本にずっと住むのなら、こういった金融商品の中身は理解していないといけないでしょう。アメリカ在住の人が読む必要はありませんが、アメリカでも同様の金融商品があり(というより、日本がアメリカの金融商品を真似している)、「騙されない」ためには、同じような知識が必要となります。

年金や保険商品に関して言えば、先進国ではどこでも似たような状況なのでしょう。これらの商品を買う場合は、細心の注意と、その商品の知識が無ければなりません。しかし、現状はセールスパーソンのトークに釣られて買う人がほとんどです。しかも、日本でも銀行での販売が解禁になり、特に高齢で小金を持っている人(日本では高齢であれば、退職金などある程度の資産を持っている人が多い)をターゲットに積極的に販売しているようです。しかし、日本人は今まで「資産運用」ということを普通は知らずに過ごせた国でした。それが変わった今、逆に資産運用を知らない人が食い物になっています。この本はそれを少しでも食い止めよう、という正義感から書かれた本なのかもしれません。

不動産の記述に関して言えば、日米で背景が違うこともあり、同じものは在米の人には当てはまらないこともあります。しかし、それ以外の年金や保険は、細かい制度などの違いを除けば、現状は同じようなものです。こういった分野に興味がある人、日本在住の人、いずれは日本に帰国しようと思っている人などは、機会があれば一度、読んでみることをお勧めします。

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