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FI文庫

お金持ち

Multiple Streams Of Income
ロバート・アレンの実践億万長者入門 ― 生涯続く無限の富を得る方法
★★★★★ (5ポイント)
著者: Robert G. Allen
Multiple Streams Of Incomeロバート・アレンの実践億万長者入門 ― 生涯続く無限の富を得る方法

CD8枚組の超大作オーディオブック。7枚目まではすばらしい内容で、お勧めの一品です。複数のタイプの不労収入を確保して、 タイプ2のリッチを目指すと言う内容です。考え方(自分の哲学、目標、夢とも言う)から始まって、具体的なテクニックまで解説しています。内容は幅広く、また具体的な話が多く、主題である「Multiple Streams」をどうやって達成するか、多彩なアイデアを解説しています。さらに「目標設定とは」や「時間管理」など、FIを目指す上で不可欠な「お金以外の要素」にも言及しています。Zig Ziglar など一世代前(?)のモチベーショナル・スピーカーの話も出てきて、内容としては Robert Kiyosaki, Hyrum Smith, Napoleon Hill などのエッセンスを全て集めたような豪華な内容に仕上がってます。豪華すぎてこれら他の著者のコンセプトが分かってないと、1回では飲み込めないかもしれません。こうやって考えると、どんな人も「成功」達成のために同じコンセプトを違う言葉で言っている、ということが良く分かります。

私個人としては8枚目(正確には7枚目の途中から)の内容は削るか、もっと簡略にしても良かったのでは?と思います。著者は「自分の評判が落ちるのを覚悟でやっている」と言っているので、仕方ないと言えば仕方ないのですが。それ以外は、本当にお勧めの本(オーディオブック)に出会ったと言う感じです。

Rich Dad, Poor Dad
金持ち父さん貧乏父さん
★★★★☆ (4ポイント)
著者: Robert T. Kiyosaki, Sharon L. Lechter (Contributor)
Rich Dad, Poor Dad金持ち父さん貧乏父さん

読んだ人には説明の要らないくらいのベストセラー(邦題「金持ち父さん貧乏父さん」)。日本でもブームになったようですね。この本の特徴は啓蒙書であってHow Toものではないということでしょう。つまり、この本を読んで「さぁ、Rich Dadになるぞ!」と思っても具体的な方法が書いていません。つまり、どういう風にすればお金持ちになれるかではなく、どういう風に考え方を変えればお金持ちになれるかを説明しています。世間で常識とされている事、例えば「いい教育を受けて、安定した大きな会社に入れば大丈夫」というのが、金持ち*1になる方法ではない、と説いています。ではどうすれば良いのか?彼の答えは「Cashflowを考えろ」です。これは会社経営と同じで、売上が上がっていても、黒字経営でも、現金がなくなれば倒産する、と言う事です。個人で言えば、給料が高くても、将来の 不労収入につながらなければ(キャッシュフローにならないので)金持ちには成れませんよ、ということです。 この本もアメリカ人向けらしい特徴として、簡単な物語で言いたい事が伝わるように、自分の子供の頃の回顧録的な文体を取っています。ですから、「理屈」が知りたい人には少し回りくどいかもしれません。しかし、違う考え方を先入観無しに受け止められる人にとっては「こういう考え方もあるのか」と、自分の幅を広げる事が出来るでしょう。

CashFlow Quadrant : Rich Dad's Guide to Financial Freedom
金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント
★★★★☆ (4ポイント)
著者: Robert T. Kiyosaki, Sharon L. Lechter (Contributor)
CashFlow Quadrant : Rich Dad's Guide to Financial Freedom金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント

ベストセラー作家 Robert KiyosakiのRichDadシリーズ、第2作。収入をどうやって得ているかで従業員(Employee)、自営業(Self-Employed)、実業家(Business Owner)、投資家(Investor)の4つのタイプに分け、お金持ちになるにはBやIになる必要があると説いています。本当のお金持ちはキャッシュフローを生み出す資産を持っているが、偽金持ちは現在の収入を消費してしまっている事を明快に示しています。

この本の面白いところは、単にお金をどうやって得るかというレベルのHow To本ではない事です。借金なし(Debt Free)であること、最低限の貯蓄/投資があることなど、一般のアドバイザーが勧めいている事が最低限の条件とした上で、さらにその上を目指す心構えが書いてあります。また、お金持ちであるのは物を持つことが先ではなく、自分とは一体何か、ということが先に来ると説いています。Be-Do-Haveの順で考えるのです。

RichDadシリーズの常として、具体的な方法論ではなく、心構え、考え方を伝えるスタイルになっています。何回も読み返してみるとこの本は非常に良く考えられていると分かります。心をオープンにして読み、文章の奥にある本当の意味を汲み取れるならこの1冊で多くのことが学べます。リタイアした後も普通に暮らすという普通の夢以上を目指す人にはお勧めです。

コミック ユダヤ人大富豪の教え(1) アメリカ旅立ち篇
★★★★☆ (4ポイント)
著者: 本田 健
コミック ユダヤ人大富豪の教え(1) アメリカ旅立ち篇

「ユダヤ人大富豪の教え」のコミック版。本田健氏の著書は初めて読んだのですが、コミック版ということもあって大変分かりやすい良書です。漫画という形を取ってはいますが、原書の「ユダヤ人大富豪の教え」の考え方は網羅しているのではないでしょうか。

この手のお金持ちになる考え方にはいくつも本が出ていますが、漫画にすることで順を追って伝えやすくしています。Rich Dad, Poor Dad(金持ち父さん貧乏父さん)と同じ手法でストーリーの中にメッセージが込められています。ストーリーがどこまで真実で、どこまでフィクションかは分かりませんが、重要なのはメッセージを受け止められるかでしょう。

後編のユダヤ人大富豪の教え(2) 弟子入り修業篇と合わせて一気に読めてしまいます。漫画という形態のため、「17の秘訣」が流れていってしまう感があります。書籍版のほうも併用すると良いかもしれません。

Millionaire Mind
なぜ、この人たちは金持ちになったのか
★★★☆☆ (3ポイント)
著者: Thomas J. Stanley
Millionaire Mindなぜ、この人たちは金持ちになったのか

ベストセラーThe Millionaire Next Door(邦題:となりの億万長者)に続く第2弾がこの Millionaire Mind です。私は「となりの億万長者」は日本語訳の本を読み、今回、Millionaire Mind は英語のCD版で聴きました。「となりの〜」で著者が示した、億万長者の意外なプロファイルは私自身の生活スタイルにも影響しています。

そこで期待の大きかったMillionaire Mind ですが、CD、しかも完全版(要約していない)ですので、聴くのが少し大変でした。著者は統計的に億万長者を分析し、その解析結果を生の数字として示しています。その「数字を示して事実を浮かび上がらせる」スタイルは、本で読む分には良いのですが、車でずっと聴くのには向いていませんでした。また、前作と比べて、驚くような新たな事実があるわけでもなく、コンセプトは前作と変わっていません。

前作と比べての違いで言えば、億万長者が不動産をどう活用して資産を形成したか、が詳しく(数字と一緒に)述べられています。これは数字データ部分を除けば、いわゆる億万長者本には書いてある既成事実なので、それが統計的に証明された、という程度の話です。数字として事実を見ないと信じないタイプの人には良いかも知れません。口のうまい(うまそうな)セミナー講師から「お金持ちになりたいかー?それなら不動産だー」と怪しげにけしかけられるよりデータが示されたほうが、真実味があるというものです。

全体で言えば前作に新たな分析結果を加えただけで、新しいコンセプトやタイトルにある「Mind」について語りかける部分が少ないと思います。前作を読むだけで十分でしょう。

Rich Dad's Prophecy
金持ち父さんの予言
★★★☆☆ (3ポイント)
著者: Robert T. Kiyosaki, Sharon L. Lechter
Rich Dad's Prophecy金持ち父さんの予言

Rich Dad, Poor Dadで有名なRobert Kiyosaki(RK)の6作目。ベビーブーム世代が2016年に70歳になり、401(k)などのリタイアメントプランから一度にお金を引き出し始めると同時に株式の大暴落が起こる、という予言書です。ノアの箱舟に例えて、この大暴落を乗り切る自分の箱舟を今から作っておきましょう、という啓蒙書です。

前半は確定給付型年金(Defined Benefit = DB)から、ERISA法によってどのように確定拠出型年金(Defined Contribution = DC)への変更が起こり、それが米国民にどのような影響をもたらしているかを解説しています。その上で、そのERISA法が将来の株の大暴落につながると予想(予言)しています。後半は、自分がどのように「箱舟」を築いてきたか、どうすれば箱舟を作れるかを8つのポイントにまとめています。

さすがに6作目ともなると(いえ、以前からそうですが)、今まで書いた部分の繰り返しや、同じことの復唱が多く、飛ばして読んだほうが分かりやすいと思います。この本で追加された新しい内容もあり、また、税制の変更が自分の生活にどのように影響するかを考える練習にもなるので、読む価値はある本といえます*2

Retire Young, Retire Rich
金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法
★★★★★ (5ポイント)
著者: Robert T. Kiyosaki, Sharon L. Lechter (Contributor)
Retire Young, Retire Rich金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法

ベストセラー作家 Robert KiyosakiのRichDadシリーズ、第4作。

ハワイ プチ富豪の成功法則
★★★★☆ (4ポイント)
著者: ヒロ・ナカジマ
ハワイ プチ富豪の成功法則

*1 : Robert Kiyosaki氏は「Rich」をタイプ2のお金持ちの意味で使っています。
*2 : つまり、買う価値はそれほど無いということです。誰かに借りて読んで内容を理解すれば良いでしょう。
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