今日の注目記事!

アメリカ金融、投資、不動産などの注目記事を
随時、解説を付けてご紹介していきます。



  ウェブサイトをリニューアルしました!No. 1270
Date: 2009-01-13 (Tue)
今までご愛顧頂いた「目指せFI」は新たに「FI Planning - アメリカ生活とパーソナル・ファイナンスの総合情報サイト」へと生まれ変わりました。今までどおりファイナンスと生活に役立つ情報を提供しつつ、さらに機能を充実させました。

今後ともよろしくお願いいたします。

2009年1月

サイト管理者 Nobu

www.fiplanning.com

お手数をお掛けしますが、ブラウザのブックマーク(お気に入り)や、RSSフィードなどを更新して頂けるようお願いいたします。

  Suzeの新著が無料でダウンロード可能No. 1269
Date: 2009-01-12 (Mon)
友人から教えてもらったお得情報です。Suze Ormanの新著「Suze Orman's 2009 Action Plan」が期間限定で無料でダウンロードできます。

http://www.oprah.com/article/oprahshow/20081119_tows_bookdownload

内容は今までのSuzeの著書やテレビ番組で伝えてきた内容とほぼ同じですが、金融危機以降の情報を少し足してQ&Aの形式にしてあります。

冒頭の部分は2008年を振り返り、如何にひどい年であったかを書いてあります。ただ、これを読んでさらに不安になる必要はないと思うので、少し疑問が残ります。こういった構成にしたのは出版社の意向かもしれませんね。


  住宅ローンのEscrowの仕組みNo. 1268
Date: 2009-01-09 (Fri)

保険料と固定資産税
住宅保険の支払いを忘れると最悪の場合、保険がキャンセルされてしまいます。このときに火事にでもなったら借り手にはローンだけが残ってしまいます。このような事態になると返済が出来なくなり、ローン会社は損失を被ります。また固定資産税を払わないと家が市に差し押さえられてしまい、ローン会社は貸したお金が予定通りに返済されないことになってしまいます。このような事態を避けるため、ローン会社は借り手から保険料や税金をローン返済と一緒に徴収し、支払いを代行します。
この仕組みは借り手にもメリットがあります。保険料や固定資産税は支払い時期が1年に1〜4回程度になっています。そのため、支払いを忘れてしまったり、多額を一度に払わなければなりません。ローン会社が毎月のローン支払いにこういった費用も含めることで、費用を均等に、少額ずつ払うことが出来ます。

Escrow口座とは?
毎月の返済のうち、保険料と固定資産税はEscrow口座と呼ばれる口座に入金されます。このお金は借り手のものであってローン会社が預かっているだけです。保険料の支払い時期や、固定資産税の納付期限になるとローン会社がこの口座から借り手に代わって支払いを行います。州によってはEscrow口座で保管されているお金に利息をつける必要があります(利息は借り手のものになります)。
1年で必要な経費を12で割って毎月徴収するのが基本的な考え方になります。保険料や税金は毎年変わるので、前の年に掛かった経費よりも少しだけ多めに徴収することが認められています。この予測がぴったり合えば差し引きゼロで年の終わりにはEscrow口座にはお金は残らないことになります。しかし、まったくゼロになっては予測が外れたとき、つまり保険料や税金が予想以上に高かった場合に困りますから、実際には口座に最低限の金額が残るように設定されます。

Escrow Analysis
Escrow口座に残高がある程度残るように毎月の徴収額を計算する作業をEscrow Analysisと言います。ローン会社は毎年1回、今までの支払い履歴から次の年の必要額を推定します。このときに残高に超過があると、今まで多く取りすぎていた(Overage)ことになり、その超過が$50以上の場合は余剰金を小切手で返金してくれます。逆に不足分(Shortage)があると、その分の請求が来ます。不足分は一括で払うか、次の1年間のローン支払に上乗せして、毎月少しずつ払うことも出来ます。

★新しいウェブサイト、ただいま準備中です。

  住宅ローンのEscrow AccountNo. 1267
Date: 2009-01-08 (Thu)
先日、住宅ローン会社から小切手が送られてきました。Escrow口座の余剰金(Overage)が返却されてきたものです。ちょっと得をした気分になりますが、実際には自分が払い込んだお金が戻ってきたに過ぎません。どういうわけかEscrowは1年おきにOverageとShortage(不足額)を繰り返すような気がします。ある年に払いすぎで余剰金が出ると次の年の毎月の支払額が減り、大抵は税金が上がって次の年は不足します。そこでまた支払額が上がり、今度は払いすぎになる、というのを繰り返しているようなのです。おそらく、Escrow Analysisの計算方法が決められていてそうなってしまうものと思います。

明日はこのEscrowの仕組みを解説したいと思います。

  ターゲット型ファンドのリスクNo. 1266
Date: 2009-01-07 (Wed)
ターゲット型ファンド(Target-date funds)はリタイアする年に合わせて自動的に投資を調整してくれるファンドです。1つのファンドにだけ投資すれば、後はお任せで大丈夫、というのが売りでした。しかし今の金融危機でターゲット型ファンドのリスクが見直されているようです。

参考記事:Retirement: Alternatives to Target-Date Funds [SmartMoney 12/29]

コンセプトとしてはリタイアが近づくにつれて株の割合を減らしてリスクを減らすというものです。問題点はリスクを減らすタイミングです。リタイア直前で今回のように金融危機が発生して株価が下がると、今からリスクを減らしても遅いことになってしまいます。
一般に若いうちはリスクを取っても構わず、リタイアが近づくにつれてリスクを減らせば良いという理論でポートフォリオを組みます。しかし、リスクを途中で変えること自体がリスクとなってしまいます。いつの時点で株などのリスクの高いものから、現金資産や短期の債券などリスクが低いものに移すか、というのはマーケットタイミングに他なりません。そのため、タイミングを逃すと損をするというリスクが発生してしまうのです。

このことは余りPersonal Finance関連の記事などでは議論されませんが、今日取り上げた記事のように最近は話題になることもあるようです。


  見返りが大きい小さな投資No. 1265
Date: 2009-01-05 (Mon)
数週間先の目指せFIウェブサイトリニューアルを先取りする形で、「今日の注目記事」もブログ風に書いていきたいと思います。

今日の注目記事はThe Wall Street JournalSmall Investments with Major Returns という記事です。

ここには利回りが98%から1000%まで、さまざまな小さな「投資」が載っています。最初に紹介されているのはパン焼き器。お店で買うのと比べると1週間で$4の節約で1年間に$208。1台$55なら280%の利回りというわけです。この計算をROI(Return on Investment=投資収益率、投資利回り)として紹介しています。

この計算は理屈の上では正しいし、企業経営などではROIは重要な指標です。しかし、それを個人の生活に当てはめると、どうもしっくり来ない気がしませんか?私はいくつかの点で、実際に人に勧めるときには注意しないといけないなと思います。

1)実際には不要な「投資」をしてしまう場合がある
誰でも使われなくなった調理器具の話を聞いたことがあると思います。記事で取り上げているパン焼き器はずっと使えば良いでしょうが、面倒くさがりの人には向いていないでしょう。

2)節約と利回りは違う
企業経営では節約=利益の増加でROIの計算が出来ますが、個人生活ではどうも同じように考えられない場合があります。記事で紹介されているケーブルテレビのプレミアムパッケージをNetflixで代わりにするというのも、計算上は節約したことになります。しかし、Netflixでもあまり映画や番組を見なかったり、そもそもそこまでテレビを見る必要があるかなども考えるべきだと思います。

3)現実と計算が違う
$4のコーヒーを毎日買う代わりに自分で作れば節約になる、という理屈はどこでも聞きます。1年で$1,000の節約になるという試算ですが、本当にそうでしょうか?計算のベースは週5回、1年で52週間ずっと買い続けることが仮定されています。あまり現実的ではないような気がします(NYCなどで働く人には日常かもしれませんが)。記事ではコーヒーメーカーが$20(おそらく一番安い機種でしょう)、コーヒー豆が$60(1年間で)とこれもチープなものを選ぶことが前提となっています。

記事の中で一番まともに思えた「投資」は携帯電話をプリペイドにするというものです。これなら必要ですし、実際の節約になり、計算も現実と合うと思います。

  新年明けましておめでとうございます。No. 1264
Date: 2009-01-04 (Sun)
日ごろから「目指せFI」をご愛顧いただき、ありがとうございます。

2008年を振り返ってみると、思ったほどウェブサイトの更新ができませんでした。「今日の注目記事」は平日のほぼ毎日、更新を続けましたが、それ以外のコンテンツは内容を最新のものに修正するのが主で、追加したコンテンツはわずかでした。

これらの反省を踏まえて2009年は次のような目標をもって運営いたします。

・ウェブサイトリニューアル
 1月中旬から下旬に掛けての間にウェブサイトを大幅リニューアルします。これはコンテンツ管理を容易にして更新頻度を上げるためです。さらに最新のソフトを使って検索やキーワードを使った閲覧が出来るようにしたいと思っています。

・コンテンツの更新
 今までは「今日の注目記事」だけが日々更新されてきましたが、今後はコラムやメインとなる資産運用や暮らしのファイナンス情報も更新していきたいと思います。また、更新内容が一目で分かるようにして、読みやすいウェブサイトにしたいと思っています。

・コミュニティとしてのサイト
 活発な意見交換の場として掲示板を使っていただきたいと思っております。また私以外のライターの方にも協力を呼びかけ、幅広い情報が提供できるようにしたいと思っております。

みなさま、本年もよろしくお願いします。



  1931年以来、最悪の株価下落で終了No. 1263
Date: 2008-12-31 (Wed)
2008年最後の取引は上昇で終わりましたが、1931年以来、最悪の下落を記録した年となりました。ダウ平均株価は33%の下落、S&P 500は40%の下落、Nasdaqは40%以上の下落となりました。

原文リンク:
Stocks rise in final session of 2008
[MarketWatch 12/31]

Nobu's Opinion
今年最後の記事は、歴史的な年だった今年を物語る株価を取り上げました。普段は株価を逐一チェックすることはしないのですが、今年はおそらく、将来の社会の教科書で言及されるような年になるでしょう。

今後の投資方針で言えば多くの人がより安全な投資先を求めるでしょう。逆にそれが一部の金融商品を不適切に売る結果にもなりかねません。しっかりとした知識を身につけて、この機会に便乗した商法につかまらないようにしたいものです。

重要なのはこれからどうするかです。社会全体としても、個人としても変わっていく時代に適用する必要があると思います。

★目指せFIは来年、新しいサイトに生まれ変わります。現在、新ウェブサイトの準備中です。ご期待ください。

  価値がなくなった株を控除するNo. 1262
Date: 2008-12-29 (Mon)
問:E*Tradeに口座を持っていて、ある会社の株を100株保有してます。1株当たり0.00001ドルの価格になっており売ろうと思って売れません。税金控除を得る方法はあるでしょうか?

答:売却損を控除するには株を売る必要があります。また完全に倒産して無価値になれば控除できます。しかし質問者の場合は誰も売買してないとはいえ無価値にはなっていません。

その場合は証券会社が処理をしてくれます。E*Tradeの場合は$5の手数料で無価値になった株を買い取ってくれます。これで控除に必要な税法上の記録が残ります。

原文リンク:
How to Sell Worthless Stock
[Kiplinger 12/22]

Nobu's Opinion
記事ではE*Tradeの他にもCharles Schwab、TD Ameritradeでの無価値になった株の処理の方法が載っています。また質問者から「E*Tradeのオンライン画面で2分で処理できた」というコメントが載っています。

今年中にこの処理を行えばギリギリで2008年度の控除として申請できます。仮に間に合わなかったとしても2009年度分としては控除できます。

★2009年に目指せFIは新しいサイトに生まれ変わります。

  401(k)のマッチが無い場合の選択肢No. 1261
Date: 2008-12-27 (Sat)
リタイアメント資金を貯めるときには一般的に次のような手順になります。

1.最初に会社の401(k)のマッチが得られる金額まで拠出する。
2.次にRothIRAに拠出する。
3.さらに拠出する場合は(マッチが得られなくても)401(k)に拠出する。

考え方としては多くの人はTraditional IRAよりもRoth IRAのほうが有利だろうというものです。また401(k)のマッチがある場合は仮にそれが少額であっても(Rothよりも)有利になります。

しかしFedExなどの企業が401(k)のマッチを休止しています。このような場合はどうしたらよいのでしょう?

このような場合は上記の最初のステップをなくし、最初にRoth IRAに拠出します。2009年は最大拠出額は$5,000(50歳以上の人は$6,000)となります。

現在のように経済の先行きが不透明なときはRothの利点が重要になります。Rothは拠出した金額まではペナルティなしで引き出せるので、非常の際に使うことが可能になります。401(k)プランからの引き出しは制限されており、(引き出せたとしても)所得税と10%のペナルティが掛かります。

リタイアメント口座からお金を引き出すのは、最後の手段です。しかし、金融危機が終わる前に(引き出す)必要がある人もいるでしょう。その場合、Rothのほうが痛みが少なくて済みます。

原文リンク:
Roth IRA: A Matchless Choice
[Tax Guide for Investors 12/18]

Nobu's Opinion
リタイアメントプランや投資は一度始めればずっと同じことをしていれば良いというわけではありません。継続的にプランに拠出することは重要ですが、マッチがなくなるなど重大な変更があったときはそれに合わせて自分の戦略も変える必要があります。

今日の記事ではRothの重要性と利点が良く表されています。これ以外の特徴も把握して、自分にあったプランに拠出するようにしましょう。

- Sun Board -
Copyright (c) 2002 - 2008 Nobu - All rights reserved.