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2008年までご愛顧いただいた「目指せFI」ウェブサイトは2009年、「FI Planning」として全面リニューアルいたしました。
今後は新ウェブサイトをご利用いただきますよう、お願いいたします。 クレジット1. クレジットヒストリとは?クレジットヒストリとは、その人の借金の履歴です。クレジットカード、自動車ローン、住宅ローン(Mortgage)から、公共料金や家賃の支払いまで含まれ、これらの支払いをきちんとしているか、借り入れ金額が多いか、などが記録されます。一人一人、Social Security Number=SSN 社会保障番号)ですべて管理され、引越しをしても、クレジットカードを解約しても、SSNが同じ限りは*1、すべて記録に残ります。また、これらの記録をまとめたものをクレジットレポートと呼びます。 Lender(金貸し)、つまり銀行やクレジットカード会社は、お金を貸す前に、その人に貸しても大丈夫か、と言うことをこのクレジットヒストリを元に判断します。クレジットヒストリだけで判断しているわけではありませんが、ヒストリを点数化したスコアが悪かったり、スコアそのものが存在しないと*2、ローンを却下されたり、クレジットカードを作ってくれないことがあります。アメリカでカードを作ったりローンを組むためには良いクレジットヒストリは必要不可欠なものです。 ・ クレジットヒストリの作り方まず最初に、クレジットヒストリにはSocial Security Number (SSN)が必要です*3。SSNは公共料金(電気やケーブルTV)を払うとき、アパートを借りるときなどに要求されますから、その時点でクレジットヒストリが作られる可能性があります。しかし、本来は「借金」の記録なので、支払いが遅れない限り、公共料金などはヒストリになりません。そこで、本当の借金をすることからヒストリが始まります。一番簡単な方法はクレジットカードを作ることですので、クレジットカードの節を参考にしてください。 何とかしてクレジットカードを作ったら、毎月、きちんと請求額を払っていきましょう。利息も払わなければいけないし、ヒストリも良くならないので、必要のない限りはリボ払い(Revolving Credit / Payment)はしないでおきましょう。ときどきクレジット残高を少し残し、リボ払いにしたほうがヒストリになると言う話も聞きます。つまり、借金があってそれを毎月きっちり返している(=返済能力、お金の管理能力がある)証明になることもあります。この場合でも、残高はわずかにして、必要があればいつでも払いきれる金額に抑えましょう。ただし、どのくらいならヒストリが良くなり、いくら以上ならヒストリが悪くなる、と言う情報はありません。あえて危険を冒して残高を残しておく必要はないと思います。 ・ ヒストリの内容クレジットヒストリには2つの要素があります。1つはFICOスコアと呼ばれる、ヒストリ全体が数値化されたものです。これはクレジットヒストリの偏差値ともいえるでしょう。FICOスコアは300から850点の間で決められ、多くの人は600〜800になります。スコアの全米平均は680ほどで、720以上であれば、点数の差はそれほど重要ではなくなり、住宅ローンなどで一番有利な金利で借りられるようになります。 もうひとつの要素は、ヒストリの詳細です。クレジットカード会社、住宅ローン、分割払いなどすべての記録が、最長で7年分(破産記録は10年間)載っています。公共料金の毎月の支払いや、税金の滞納なども記録されますから、支払い相手は金融機関に限りません。 このFICOスコアと、ヒストリ内容は、大学受験に例えると、マークシート試験と小論文といえます。マークシートは機械的に点数が計算され、小論文は人間が細かに見て良し悪しを決めます。ところがマークシートの点数が悪いと、いくらすばらしい小論文を書いても読んでさえくれません。FICOスコアも同じで、この点数が悪いと、内容によらず、ローン審査が通らなかったり、クレジットカードが拒否されたりします。逆に点数が非常に良ければ、すぐに審査に通ることになります。点数がボーダーラインにあるときだけ、小論文をじっくり読んで判断するのと同じように、ヒストリ内容が審査されます。FICOスコアのボーダーラインは一概には言えませんが、650点以下はボーダーラインに入ってくるようです。 ・ Credit Bureauクレジットヒストリは次の3つのCredit Bureau で別々に管理されています。 面倒ではありますが、賢い消費者としてはすべてのBurearuの記録を確認したほうがいいでしょう。2. FICOスコアFICOスコアは次の要素で決まるといわれています。括弧内のパーセンテージはFICOスコアに及ぼす影響のおおよその割合です。 ・ 支払い履歴(35%)クレジットカードやローンの過去の支払い履歴です。支払いを期限以内にしているか、もし遅れた場合は何日遅れたか、支払いが送れているAccount*4がいくつあるか、など個人の支払いの習慣が全て分かるようになっています。支払いの遅れは30日以内、90日以内、それ以上などに分けられ、30日以内の遅れはそれほどスコアに影響しませんが、90日になると大きく影響します。また、支払い遅れの回数も影響します。 いずれの場合でも、毎月、全ての支払いをきっちり行い、それをずっと続けるという、当たり前の事をしていればスコアは悪い影響を受けません。逆にきっちり払ったからといってそれでスコアが良くなるわけでもありません。60〜65%の人はいつもきっちり払ってるのですから、それで差が付くほどではないのです。 ・ 借り入れ残高(30%)幾らお金を借り入れているか、というのも重要な要素です。大きな額を借りている事自体がすぐに低いFICOスコアの原因になるとは限りませんが、いくつものAccount(クレジットカードや分割払いなど)から、それぞれ大きな額を借り入れていると大きく影響するようです。カードをいくつも作ってどれも残高があるとよくないのです。 また、借り入れ限度額いっぱいに借りている場合もスコアが低くなる原因になります。ぎりぎりまで使っているカードが2つ以上あるとさらに悪くなります。借金を次々と別のところでするタイプと判断されると、将来の返済ができないのではないか、と思われるのです。 逆に分割払いの残高が借り入れ金額に対して減っている場合はスコアが良くなります。例えば自動車ローンで1万ドル借りて、8000ドル返して後2000ドルだけになれば、借りた直後よりも点数は良くなります。繰上げ返済などで借り入れ残高を減らせば、借金を積極的に返す姿勢を示すことにもなります。 ・ ヒストリの期間(15%)ヒストリに特に問題がなければ、記録されている期間が長いほうがスコアが良くなります。その期間の間、問題なくお金を管理できている証拠になり、Lenderも安心してお金を貸すことができるのです。また、全体としての記録の長さだけでなく、1つ1つのAccountの期間もスコアに影響します。クレジットカードを次々に乗り換えるよりも、1つのカードをずっと使っているほうが良いのです。また、いくら期間が長くても休眠状態にあるようなAccountは対象にならないようです。 ・ 新規のクレジット(10%)新しくクレジットカードなどを作るとスコアに影響します。特に短い期間の間にいくつもカードを作ったり分割払いを申し込んだりするとリスクが高い、と判断されます。また、Credit Bureau へのヒストリの問い合わせ回数もスコアに影響します。たとえばクレジットカードを申し込むとカード会社はCredit Bureauへスコアを問い合わせます。問い合わせ自体がヒストリとして記録されます。もしあるカード会社で発行を拒否され、さらに別のカード会社に申し込み、そこでもダメでさらに別のカード会社へ・・・ということをすると、問い合わせ回数がどんどん増え、スコアはさらに悪くなるのです。 カードや分割払いを申し込むときなど「あなたのヒストリを問い合わせますが、構わないですか?」と聞かれることがあります。このとき、個人情報を相手が見る、ということだけでなく、スコアに影響していることも意識する必要があります。 ・ クレジットの種類と組み合わせ(10%)どのような種類の借金をしているかは、上にあげた項目の情報が少ない場合には影響してきます。種類としてはクレジットカード、分割払い(小売店や保険)、消費者ローン、住宅ローンなどがあります。全ての種類が必要なわけではありませんが、その組み合わせがアンバランスだとリスクが高いと思われます。できるだけ借金をせず、必要なものだけに限れば、不自然な組み合わせにはなりません。 ・ FICOスコアと住宅ローン利率FICOスコアは住宅ローンが下りるか下りないかを決めるだけではなく、Lenderがどのくらいの利率で貸すか決める材料となります。myFICO.comの表紙のページには、FICOスコアがいくらなら何%くらいで住宅ローンが組めるかが表になっています。必ずしもこの表の通りのスコア区分になるとは限らないようですが、一般に720〜750以上のスコアであれば、一番有利なローン利率となるようです。点数が下がるにつれ、利率が上がります。 3. 無料のクレジットレポートとは?2003年に承認されたThe Fair and Accurate Credit Transactions Act(FACT Act)という法律により、消費者は誰でも1年に一度、無料でEquifax、Experian、Trans Unionのクレジットレポートを入手できるようになりました。この法律では誰でも簡単に自分のレポートを入手できるようにする事が義務付けられました。3社はそれぞれ別々のレポートを記録しているので、必ず3社のレポートを全て確認するようにしましょう。 ・ スコアに付いてクレジットレポートは、その人の借金の支払い履歴です。ローンの審査などで良く使われるクレジットスコアはこの無料レポートでは手に入りません。しかし、ウェブで入手する場合には、途中の画面で「$○○でスコアも見ることが出来ます。購入しますか?」という選択肢が表示され、各社からスコアを購入することもできます。私がウェブで自分の無料レポートを入手した際には、Trans Unionは$5.95、ExperianとEquifaxはともに$6.95でスコアも取り寄せることが出来ました。レポートの内容が間違っていなければ、スコアは各社で大きくは違わないし、ローンの申請をする直前などでなければ、1社のスコアを見るだけで十分かもしれません。 ・ 申し込む前にウェブや電話で申し込む場合、自分が既に持っているクレジットカードや住宅ローン(Mortgage)の情報をまとめておきましょう。本人確認のため、例えば「あなたは○○銀行に住宅ローンがあります。毎月の支払額を下の選択肢から選んでください。」などの質問をされます。こういった情報は普通、本人しか知らないので、他の人が入手しようとしても答えることが出来ず、セキュリティを高める措置と言えます。私が申し込んだときにはその他に、前に住んでいた住所や、Mortgageを持っている会社名などを聞かれました。 4. 無料レポートの入手方法・ ウェブの場合法律により、1つのウェブサイトから簡単にレポートが入手できるようにする事が求められ、その目的で作られたウェブサイトがAnnualCreditReport.comです。このサイトに行けば、氏名や住所などの情報は1度入力するだけで、3社のレポートを取り寄せることが出来ます。最初のページで自分の州を選択した後、「Request Report」ボタンを押し、その後は指示に従ってください。 注意しなければいけないのは、レポートを取り寄せる過程で、3社それぞれのウェブサイトに転送され、1つのレポートが終わったら、必ずページの上にあるリンクでAnnualCreditReport.comのサイトに戻らないと、次の会社のレポートが手に入らないことです。ウェブサイトのデザインが変更される可能性もあるので、詳細は実際に入手するときに注意深くウェブサイトの説明を読んでください。私が申し込んだときは、どの会社も参照番号を控えて置く事で、30日以内ならレポートを何度でも見れるようになっていました(ただし、レポート内容は申し込んだときのままで更新されません)。 ・ 電話の場合877-322-8228に電話をし、認証プロセスを行います。申し込んでいるのが本人と認証されると、レポートが郵送されます。 ・ 郵便の場合申し込み用紙(ダウンロードはここ)に必要事項を記入し、下記の住所に郵送します。
Annual Credit Report Request Service
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