リタイアメントプラン1. 引出しのルール401(k)およびIRAからお金を引き出すにはいくつかのルールに従う必要があります。このルールに従わないと10%のペナルティを(税金とは別に)払う必要があります。RothIRAはルールが違います(後述)。
上記のルールは主なもので、401(k)とIRAで少し違う部分もあります。例えば401(k)の場合は、Retireしなければ70歳半になっても引き出しを開始する必要はありません。 2. ペナルティを払わなくてよい特例リタイアメントプランは退職後の収入を確保するための優遇措置なので、59歳半になる前に引き出そうとすると10%のペナルティが課税されます。しかし、いくつか特例があり、それに従えばペナルティを払わずに済みます(所得税は払う必要がある)。FIを目指す立場としては、この特例は本当にどうしても必要なときだけに使う、最後の手段と考えてください。リタイアメントプランは将来のためのものですから、それを先に使ってしまっては意味がありません。ここでは簡単に項目だけ紹介します。 ・ 401(k)の特例401(k)は次のような条件に限って早期引き出しが認められます。
上記のうち、IRAへのRolloverは実質的にリタイアメントプランの種類を変えただけで使ってしまうのではありません。自社株の場合は、コストベース(購入したときの価格)で引き出すことができ、その株を売ったときにはキャピタルゲインで課税されます。つまり、所得税(キャピタルゲインよりも高い場合がほとんど)よりも低い税率になるので、有利になります。 ・ 401(k)からのローン401(k)は上記の特例以外は(ペナルティの有無に関わらず)引き出すことができません。その代わり、自分自身にローンとして貸すことができます。借りているわけですから、利息をつけて401(k)へ返さないといけません。もちろん、返す先は自分の401(k)ですから、その利息も自分のものです。 ただし、この方法は家を買うなど、特別の理由がない限り使わないようにしましょう。利息は自分のものになるとはいえ、借りている間に増えるはずのお金がなくなる訳ですから、将来のためになりません。家を買う資金にする場合は、このローンの担保として家を扱えるか、確認する必要があります。家が担保になっていれば、利息は控除の対象になるからです。担保にできないのであれば、借りるべきではありません。 ・ IRAの特例59歳半になる前にIRAから引き出す際は、次の場合に限り10%のペナルティを回避することができます(所得税は課税されます)。
上記のいずれの場合も、将来の蓄えを使ってしまうわけですから、本当に緊急に場合に限られると思ってください。できれば、こういった状況でもIRAに手を付けないで済むように、傷害保険や教育費積み立てプランのようなものを利用すると良いでしょう。ただし、家を買う場合で、401(k)など他のリタイアメントプランにも拠出していて、かつ余剰資金がある場合、IRAを家を買うための資金作りとして(確信犯的に)利用するのなら、構わないでしょう。そこまでしっかり計算ができる人であれば大丈夫でしょう。 3. RothIRAからの引き出しRothIRAは拠出が控除にならないので、引き出すときに所得税が掛からないのが特徴です。
運用益(Earnings)に対しては、IRAとほぼ同じルールが適用され、基本的に59歳半になるか、上記の特例に該当する場合はペナルティなしになります。どの特例で引き出すかにより、非課税の場合と所得税が課税される場合があります。 ・ 5年ルールRothIRAの運用益(Earnings)をペナルティなしで引き出すには59歳半になっていること以外に、5年ルールに従う必要があります。5年ルールとは、最初の拠出を開始してから5年以上経たないと、運用益の引き出しはペナルティが課せられるというものです。ただし、期間の計算方法は特別で、実際にいつ拠出しても、その年の1月1日に拠出を開始したと見なされます。例えば2002年9月3日にRothIRAに拠出しても、2002年1月1日に拠出したと見なされるので、2007年になれば5年ルールに通ることになります。 この5年ルールの計算方法はIRAからRothIRAにConvertされた分については適用されません。実際にConvertした日から計算されます。
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